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月明かりの射す静かな庭

noblemoon.exblog.jp

ECOのフリージアサーバに生息中。現在の企画→ECO小説<運命の赤い糸>

最悪の厄災 <黒い霧> 5

SAGA13の最終回というか、エピローグ的なものです。

ぶっちゃけ、コレが書きたかっただけ。



次は経験値アップ期間を利用して、クリステン永久奈組みを軌道に乗せるのだ……



クリステン君と永久奈ちゃんのテーマは、種族間を越えた愛です。

エミルの世界には(現状、ゲーム中で)ハーフがいないので、異なる種族間では子供を作れないというのが経験則になっています。タイタニアとか数百年軽く生きてる連中多いんだけど……どういうことなの。


異なる種族でも、恋をした人たちがいました。

ゲーム中では、ウルズとコリンズ。

月明かりの二次設定では、アレイとアルシア。

でも、二組とも成就はしませんでした。異なる種族間だから。セイ君はそう言いました(ウルズとコリンズイベントSS)

アルシアは、クリステンと永久奈の仲を応援しています(神崎家からの永久奈帰郷の催促を全部のらりくらりとかわしたり。)。

それは、自分がかなえられなかった恋を、次の世代であるクリステン君たちに託したのかもしれません。


エピローグ的なので短めです。





最悪の厄災 <黒い霧> 5


○ECOタウンの桟橋にて

クリステン:……ふぅ

ハーシェル:大変だったな、少年

クリステン:あんたか

ハーシェル:クジラは安定したようだ。エミルドラゴンも大分力を失ったようだが、コレで安心だろう

クリステン:……

ハーシェル:……大きなお世話かもしれないが

クリステン:ん?

ハーシェル:君の心にはまだ闇がある。君の問題は何も解決していない。あの時は踏みとどまったが……これから先、どうなるかは分からないぞ?

クリステン:……たとえ

ハーシェル:ん?

クリステン:たとえDEMを滅ぼしたとしても、俺の心の闇はきっと消えない。そんなことで消えるぐらいなら、もうとっくに風化しているはずなんだ。

ハーシェル:……では、どうする? 復讐しても、何をしても、君は救われないぞ。

クリステン:心に闇があるのは仕方ない……けど、大丈夫。俺にはあいつがいるからさ。

ハーシェル:あの子か。

クリステン:馬鹿みてぇな話だが、アイツといるといろいろ忘れられる気がするよ。押し付けられてやってきたお守りだったけど……お守りをされていたのは、俺のほうかもしれないな

ハーシェル:……

クリステン:だから……ちゃんと、しないと。


○ECOタウン、浜辺にて

永久奈:あ、クリステンさん! いつ来ていいですね、ここは! エミル界じゃ海には入れませんからねぇ。

クリステン:永久奈

永久奈:はい……? あ、もしかして勝手についてきたこと、怒ってます? ご、ごめんなさい……ルルイエさんから話を聞いて、本当に心配で……あぅ、また私は余計な心配を……

クリステン:……永久奈

永久奈:……はい?

クリステン:お前はもしかしたら迷惑に思うのかもしれないが……

永久奈:……? 何を言ってるんです? も、もしかしてお仕置きとかですか!? ちょ、チョップは勘弁ですよ……!

クリステン:……またお前はそんなことを……お前は俺の事を一体なんだと……いや。

永久奈:……?

クリステン:変に茶化すと、決意が揺らぐ……

永久奈:……クリステンさん

クリステン:永久奈……俺にはお前が必要だ

永久奈:……

クリステン:こんな俺だけど……これからも……ずっとそばにいてくれないか?

永久奈:……

クリステン:……

永久奈:……フフフ

クリステン:と、永久奈?

永久奈:ごめんなさい。嬉しかったから……はい、これからもよろしくお願いします!

クリステン:お、おう……いいんだけど、なんか気恥ずかしいな……

永久奈:クリステンさん

クリステン:ん?

永久奈:気恥ずかしいついでに、キスしてください。

クリステン:(;´Д`)意味が分からない!

永久奈:えー、いいじゃないですか。え? さっきのってそういうことでいいんですよね?(汗

クリステン:そ、そういうことでいいんだけど……い、いいのか?

永久奈:むしろ、今しないで、いつするんです?(;´Д`)

クリステン:そ、そういうものか?

永久奈:そういうものです。

クリステン:じゃ、じゃぁ……行くぞ?

永久奈:はい♪



ルルイエ(覗き見):(いった! 何よ、やるじゃない、クリステンのヤツ!)

ティタ(覗き見):(こんな覗きみたいな……クリステンさんたちに悪いですよぅ)

マーシャ(覗き見):(そんなこといってしっかり付いてきたくせに……でもいいなぁ……私もいつかはエミルと……)

リリ(覗き見):(……リリは、理解した)

ルルイエ:ん?

リリ:前に、リリは永久奈おねえちゃんと戦った。そのときに言われた。『人を傷つけること、とても怖いことなのよ』って。

ルルイエ:……

リリ:今は理解できる。あの時、永久奈おねえちゃんを傷つけていたら……殺していたら、クリステンはリリを許してくれなかった。

ルルイエ:……

リリ:リリは、今はそれがすごく怖い。

ルルイエ:それはとてもとてもイイコトだと思うよ、リリちゃん。よし、今日は飲もう! みんなで飲みに行こう!

ティタ:ルルイエさん、声が大きい……!

ルルイエ:あ゛……

リリ:クリステンの視線を感知。リリは撤退を進言する。

ルルイエ:よし! 逃げましょう!!

マーシャ:ちょ、ちょちょっと! もう! なんでこうなるのよ!!!


終わり
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by sei_aley | 2011-12-04 00:57 | ECOショートストーリー