アルマの樹 2 後半
どうしてこうなった……
アルマの樹 2 後半
〇アップタウン南東部外周にて
アレア:いたぞ!
エニア:いたたた……まだ頭がガンガンする……
ウル:まてええええええ!!!!
バウ:!!?
キサラギ:ふっふっふ! もう逃げられないわよ!!!
バウ:!!
???:はぁはぁ……み、みんな早すぎです……はぁはぁ……
バウ:!!!?
キサラギ:さぁ、チョコを返しなさい!!
バウ:わぅ~ん……
エニア:素直に返したほうがいいと思うわ。チョコレートは犬にとっては毒なのよ? 死ぬわよ……ケケケ
バウ:!?
バウ:あうあうあう……ど、毒は怖いです……死ぬのは嫌です……
???:!? わんわんが女の子に……!?
キサラギ:さぁ、チョコを返しなさい
バウ:でもでも……ぼくはおなかがすいているのですぅ……きゅ~
ウル:じゃぁ犬鍋なのむぐぐぐぐ!!!?
アレア:黙ってて。お願いだから黙ってて。
バウ:ぁうぁう……
アレア:そんなにおなかが減っているなら、うちでご飯でも食べていきなさい
バウ:ほ、本当ですか!?
エニア:おおー、姉さんが自分から面倒事を……
アレア:このバカ魔女の食事の分をあげよう
エニア:(;´Д`)えー!!!?
バウ:わぁ、ありがとうです! じゃ、これは返すです!!
???:え? 私は別に関係……
ポロ……
アレア:(;´Д`)あ!!?
キサラギ:ああ!!!!?
グシャ……
???:え……えええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!?
ウル:ウルのチョコレートが!!!?
ルゥ:ウルのじゃないよぅ……
???:ああ、ああ……こ、これはもしかして、私のせいなのですか!!? 私がやっちゃったですか!!!?!?
アレア:(;´Д`)お、落ち着きなさい!!
バウ:ど、どうしたですか……おなかへったですか?
エニア:見事にぐっちゃぐちゃ……上の部分なら食べられないかしら?
ウル:おいしそうなのだ♪
アレア:(;´Д`)おい、行儀の悪いことはやめろ。
キサラギ:と、とにかく、一度アミスさんの飛空庭に戻りましょう!!
〇アミスの飛空庭にて
アミス:あら……また新しい子供が?
アレア:こんにちは、アミス先生
エニア:こんちゃー
???:こ、こんにち……わ!!?
??????:まさか……!!
アレア:あれ?
エニア:誰、この人?
ムツキ:ああ、アレアさん、こんにちわ。
アレア:ああ、ムツキ……知らない間に人が増えているわね……
ムツキ:シャノワールさんです。セイさんが連れてきたんですよ
エニア:ほほう@@
アレア:なんかあの女の子と親しげね……知り合いなのかしら?
ムツキ:シャノワールさんは分かれた姉妹を探しているだとか。もしかしてあの子が……
アレア:分かれた姉妹……
ダークフェザー:アレア!! 来てくれたのね、うれしいわ!
アレア:ああ、闇羽。元気にしている? 迷惑かけてない?
ダークフェザー:うん! アミス先生もムツキもみんな優しくしてくれるわ……あら?
バウ:あぅあぅ……
ダークフェザー:この子は……私と同じ?
バウ:ぼ、僕とおんなじ気配がするですです……
エニア:……
アレア:さて……帰るか
キサラギ:まってええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!?
ムツキ:(;´Д`)なんです、キサラギがまた問題を?
キサラギ:人をトラブルメーカー扱いしないで!!
エニア:自覚がないって最悪よね。
ウル:最悪なのだ!!!
キサラギ:(;´Д`)ウル様! わかってないのに同意しないでください!!
アレア:で、結局どうするのよ……チョコはぐちゃぐちゃだし……
バウ:あうあう……おなかが減ったです……
アレア:我慢しろよ……っていうか、原因はあんたなのよ!! 少しは反省しなさい!!
バウ:あう>< だってだって、僕はおなかが……
アレア:確かにおなかが減るのはきついことだけど、人のものを取ったらいけないわ。
バウ:あーうー
ダークフェザー:あなた、人のものを取ったの? 駄目じゃない! あなたは馬鹿なの!?
バウ:あう……ご、ごめんなさいです……もうしないから許してくださいです……
アレア:ふむ……私に謝られてもな……じゃぁ、そのトルテさんとやらに謝りに行きましょう
キサラギ:それがいいわね! 悪いことをしたら謝る! 基本的なことよ!!!
ムツキ:キサラギ……あなたがそんなことを言うと……あなたはいつでも誰かしらに謝り続ける人生に……
キサラギ:(;´Д`)え!? 私ってそんなに迷惑かけている!!!!?
???:あのあの……
アレア:ああ、話は終わった?
シャノワール:ああ、彼女をここまで連れてきて助かった。
ムツキ:じゃぁ、この子がお探しの姉妹さんですか?
みるく:はい! く……みるくといいます! く……シャノワールおねえちゃんの妹です!!
エニア:ニヤニヤ
アレア:なに笑ってるの、気色悪いわね
エニア:べっつにー♪
アレア:(;´Д`)?
みるく:それで、謝りに行く件ですが……やっぱり私もついて行ったほうがいいんでしょうか……
アレア:いや、別にいいんじゃないかな……元はといえばこの犬が悪いわけだし……
バウ:あーうー
キサラギ:謝りに行くなら、何か手持ちが必要ね!!
アレア:ん? まぁ、そうかなぁ。
エニア:何を?
キサラギ:ふっふっふ! トルテちゃんの目的……それを達成させてあげる、重要なアイテムよ!!
アレア:……超絶嫌な予感がするわ……
ムツキ:キサラギ、先に謝っておいたほうがいいんじゃ?
キサラギ:うるさあああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!
〇アップタウン西にて
トルテ:ぐすんぐすん……
キサラギ:トルテちゃん!!!
トルテ:ビクッ……あ、あなたたちはさっきの……
キサラギ:私たちはあなたを助けに来たの!
トルテ:私を助けに……?
キサラギ:そう!! あなた、好きな人がいるでしょう!?
トルテ:どうしてそれを!!?
キサラギ:でも、思いを打ち明けるには勇気が足りない……バレンタインのチョコレートを使って、今日まさに正規の告白をしようとしていたけれど……心臓は高鳴り、喉は枯れ、頭の中はぐっちゃぐちゃ!!!
トルテ:そ、そこまでわかっているだなんて……!!
エニア:いまどき、テンプレートみたいな子ね……
アレア:せめて純真って言ってあげなさいよ……
キサラギ:そして、頼みの綱だったチョコレートも奪われ……
バウ:あうあう……ご、ごめんなさいです……
トルテ:あなたはさっきの!
アレア:まぁ、こうして謝ってることだし許してあげてよ……
トルテ:……
キサラギ:ふっふっふ! チョコレートもいいアイテムだけど、もっといいものがあるわ!!
トルテ:もっといいもの……?
キサラギ:そう、それは……
アレア:それは……?
エニア:……それは?
バウ:あうあう?
ルゥ:……?
ウル:また新しいお菓子か?♪
キサラギ:勝負服よ!!!!!!
アレア:( ゚Д゚)
エニア:( ゚Д゚)
キサラギ:私のこのセクシーな服のような勝負服!! これさえあれば男なんていちころよ!!
アレア:お前は年がら年中勝負服を着て、誰と戦ってるんだよ……
キサラギ:さぁ!! この服をあなたにあげるわ!!
トルテ:こ、これは……!!
エニア:ないわー(ゴミを見るような目で
トルテ:不思議……なんだか勇気が湧いてくるみたい!!
アレア:それは自棄になってるっていうのよ……?
トルテ:これならいける気がするわ!!
エニア:これは勘違いね
トルテ:ありがとう……!! わたし、頑張ってみる!!!
キサラギ:よし!! 行ってきなさい!! 応援しているわ!!!
アレア:え!!? マジで行くのかよ!!!?
エニア:(;´Д`)うわー
トルテ:ザッハくん……
ザッハ:ん?
トルテ:私はトルテ。ずっとあなたのことが気になっていたの……
ザッハ:それってもしかして……
トルテ:これ以上、女の私に言わせるつもり?
ザッハ:でも……
トルテ:でも、今日はバレンタイン……だから、私から言うね……
ザッハ:ごくり……
トルテ:ザッハくん、今日からあなたは私のものね
注意:公式です
ザッハ:え!!!? いきなりそんな……!!!?
トルテ:え? 何? よく聞こえなかったわ。今、「私を愛している」って言ったのよね?
ザッハ:グハッ!!? い、息が苦しい……鎖で締め付けられて……ハッ!? これが……恋!!?
トルテ:ザッハくん! 好きなら好きといいなさい!!
ザッハ:はい!! 好きです!! 好きです、トルテさん!!
トルテ:ふふふ、かわいい子……でも、呼び方がダメ。トルテ様か、ご主人様よ!
ザッハ:はい! ご主人様!!!
エニア:(;´Д`)……ナニコレ
アレア:……
キサラギ:うわ~……
アレア:おい
キサラギ:は、はい……?
アレア:全世界に謝ってこい
キサラギ:……はい
〇アミスの飛空庭にて
キサラギ:というわけで、めでたしめでたし!!
ムツキ:……キサラギ
キサラギ:何?
ムツキ:全世界に謝ってきてください
キサラギ:……はい
バウ:……ぼくはちょっとわかったかもしれないです
エニア:だめよ、あんな趣味に目覚めちゃ。
バウ:(;´Д`)趣味とかいうのは分からないですが……
ダークフェザー:……
バウ:トルテさん、すごくうれしそうにしてました。僕が悪いことしていなければ、あんなふうに笑っていられたんだなって……これからは、もっとしっかりするです!!
アミス:そうね。闇羽ちゃんと一緒にここでお勉強しましょう!
バウ:はい! アミス先生!!
エニア:む?
アレア:ん? どうしたのエニア?
ダークフェザー:この感じこの前と一緒……!
バウ:ぼ、ぼくもなにかびくっときたです! しっぽがわさわさするです!!
ダークフェザー:あ、あそこに何かある、浮いてる!!
アレア:なんだろ……エニア、とってきて……
ダークフェザー:お願い! ミニー・ドゥ!!!!
アレア:(;´Д`)それってそういう使い方もできるの!!!?
エニア:(;´Д`)
ダークフェザー:何かしら……石?
エニア:ふむ……
アレア:エニア、何か知っているの?
エニア:不思議な力は感じるけど、何かは分からないなぁ。セイ君だったら、何か知っているかしら?
キサラギ:セイ君……誰?
ムツキ:タイタニアの男の子です。物知りなんですよ。
キサラギ:へぇ、男の子なのかぁ……(ワクワク
エニア:おい
キサラギ:ん?
エニア:下手なことしたらぶち殺すぞ^-^
キサラギ:あ、はい……ご、ごめんなさい(;´Д`)
完
アルマの樹 2 後半
〇アップタウン南東部外周にて
アレア:いたぞ!
エニア:いたたた……まだ頭がガンガンする……
ウル:まてええええええ!!!!
バウ:!!?
キサラギ:ふっふっふ! もう逃げられないわよ!!!
バウ:!!
???:はぁはぁ……み、みんな早すぎです……はぁはぁ……
バウ:!!!?
キサラギ:さぁ、チョコを返しなさい!!
バウ:わぅ~ん……
エニア:素直に返したほうがいいと思うわ。チョコレートは犬にとっては毒なのよ? 死ぬわよ……ケケケ
バウ:!?
バウ:あうあうあう……ど、毒は怖いです……死ぬのは嫌です……
???:!? わんわんが女の子に……!?
キサラギ:さぁ、チョコを返しなさい
バウ:でもでも……ぼくはおなかがすいているのですぅ……きゅ~
ウル:じゃぁ犬鍋なのむぐぐぐぐ!!!?
アレア:黙ってて。お願いだから黙ってて。
バウ:ぁうぁう……
アレア:そんなにおなかが減っているなら、うちでご飯でも食べていきなさい
バウ:ほ、本当ですか!?
エニア:おおー、姉さんが自分から面倒事を……
アレア:このバカ魔女の食事の分をあげよう
エニア:(;´Д`)えー!!!?
バウ:わぁ、ありがとうです! じゃ、これは返すです!!
???:え? 私は別に関係……
ポロ……
アレア:(;´Д`)あ!!?
キサラギ:ああ!!!!?
グシャ……
???:え……えええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!?
ウル:ウルのチョコレートが!!!?
ルゥ:ウルのじゃないよぅ……
???:ああ、ああ……こ、これはもしかして、私のせいなのですか!!? 私がやっちゃったですか!!!?!?
アレア:(;´Д`)お、落ち着きなさい!!
バウ:ど、どうしたですか……おなかへったですか?
エニア:見事にぐっちゃぐちゃ……上の部分なら食べられないかしら?
ウル:おいしそうなのだ♪
アレア:(;´Д`)おい、行儀の悪いことはやめろ。
キサラギ:と、とにかく、一度アミスさんの飛空庭に戻りましょう!!
〇アミスの飛空庭にて
アミス:あら……また新しい子供が?
アレア:こんにちは、アミス先生
エニア:こんちゃー
???:こ、こんにち……わ!!?
??????:まさか……!!
アレア:あれ?
エニア:誰、この人?
ムツキ:ああ、アレアさん、こんにちわ。
アレア:ああ、ムツキ……知らない間に人が増えているわね……
ムツキ:シャノワールさんです。セイさんが連れてきたんですよ
エニア:ほほう@@
アレア:なんかあの女の子と親しげね……知り合いなのかしら?
ムツキ:シャノワールさんは分かれた姉妹を探しているだとか。もしかしてあの子が……
アレア:分かれた姉妹……
ダークフェザー:アレア!! 来てくれたのね、うれしいわ!
アレア:ああ、闇羽。元気にしている? 迷惑かけてない?
ダークフェザー:うん! アミス先生もムツキもみんな優しくしてくれるわ……あら?
バウ:あぅあぅ……
ダークフェザー:この子は……私と同じ?
バウ:ぼ、僕とおんなじ気配がするですです……
エニア:……
アレア:さて……帰るか
キサラギ:まってええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!?
ムツキ:(;´Д`)なんです、キサラギがまた問題を?
キサラギ:人をトラブルメーカー扱いしないで!!
エニア:自覚がないって最悪よね。
ウル:最悪なのだ!!!
キサラギ:(;´Д`)ウル様! わかってないのに同意しないでください!!
アレア:で、結局どうするのよ……チョコはぐちゃぐちゃだし……
バウ:あうあう……おなかが減ったです……
アレア:我慢しろよ……っていうか、原因はあんたなのよ!! 少しは反省しなさい!!
バウ:あう>< だってだって、僕はおなかが……
アレア:確かにおなかが減るのはきついことだけど、人のものを取ったらいけないわ。
バウ:あーうー
ダークフェザー:あなた、人のものを取ったの? 駄目じゃない! あなたは馬鹿なの!?
バウ:あう……ご、ごめんなさいです……もうしないから許してくださいです……
アレア:ふむ……私に謝られてもな……じゃぁ、そのトルテさんとやらに謝りに行きましょう
キサラギ:それがいいわね! 悪いことをしたら謝る! 基本的なことよ!!!
ムツキ:キサラギ……あなたがそんなことを言うと……あなたはいつでも誰かしらに謝り続ける人生に……
キサラギ:(;´Д`)え!? 私ってそんなに迷惑かけている!!!!?
???:あのあの……
アレア:ああ、話は終わった?
シャノワール:ああ、彼女をここまで連れてきて助かった。
ムツキ:じゃぁ、この子がお探しの姉妹さんですか?
みるく:はい! く……みるくといいます! く……シャノワールおねえちゃんの妹です!!
エニア:ニヤニヤ
アレア:なに笑ってるの、気色悪いわね
エニア:べっつにー♪
アレア:(;´Д`)?
みるく:それで、謝りに行く件ですが……やっぱり私もついて行ったほうがいいんでしょうか……
アレア:いや、別にいいんじゃないかな……元はといえばこの犬が悪いわけだし……
バウ:あーうー
キサラギ:謝りに行くなら、何か手持ちが必要ね!!
アレア:ん? まぁ、そうかなぁ。
エニア:何を?
キサラギ:ふっふっふ! トルテちゃんの目的……それを達成させてあげる、重要なアイテムよ!!
アレア:……超絶嫌な予感がするわ……
ムツキ:キサラギ、先に謝っておいたほうがいいんじゃ?
キサラギ:うるさあああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!
〇アップタウン西にて
トルテ:ぐすんぐすん……
キサラギ:トルテちゃん!!!
トルテ:ビクッ……あ、あなたたちはさっきの……
キサラギ:私たちはあなたを助けに来たの!
トルテ:私を助けに……?
キサラギ:そう!! あなた、好きな人がいるでしょう!?
トルテ:どうしてそれを!!?
キサラギ:でも、思いを打ち明けるには勇気が足りない……バレンタインのチョコレートを使って、今日まさに正規の告白をしようとしていたけれど……心臓は高鳴り、喉は枯れ、頭の中はぐっちゃぐちゃ!!!
トルテ:そ、そこまでわかっているだなんて……!!
エニア:いまどき、テンプレートみたいな子ね……
アレア:せめて純真って言ってあげなさいよ……
キサラギ:そして、頼みの綱だったチョコレートも奪われ……
バウ:あうあう……ご、ごめんなさいです……
トルテ:あなたはさっきの!
アレア:まぁ、こうして謝ってることだし許してあげてよ……
トルテ:……
キサラギ:ふっふっふ! チョコレートもいいアイテムだけど、もっといいものがあるわ!!
トルテ:もっといいもの……?
キサラギ:そう、それは……
アレア:それは……?
エニア:……それは?
バウ:あうあう?
ルゥ:……?
ウル:また新しいお菓子か?♪
キサラギ:勝負服よ!!!!!!
アレア:( ゚Д゚)
エニア:( ゚Д゚)
キサラギ:私のこのセクシーな服のような勝負服!! これさえあれば男なんていちころよ!!
アレア:お前は年がら年中勝負服を着て、誰と戦ってるんだよ……
キサラギ:さぁ!! この服をあなたにあげるわ!!
トルテ:こ、これは……!!
エニア:ないわー(ゴミを見るような目で
トルテ:不思議……なんだか勇気が湧いてくるみたい!!
アレア:それは自棄になってるっていうのよ……?
トルテ:これならいける気がするわ!!
エニア:これは勘違いね
トルテ:ありがとう……!! わたし、頑張ってみる!!!
キサラギ:よし!! 行ってきなさい!! 応援しているわ!!!
アレア:え!!? マジで行くのかよ!!!?
エニア:(;´Д`)うわー
トルテ:ザッハくん……
ザッハ:ん?
トルテ:私はトルテ。ずっとあなたのことが気になっていたの……
ザッハ:それってもしかして……
トルテ:これ以上、女の私に言わせるつもり?
ザッハ:でも……
トルテ:でも、今日はバレンタイン……だから、私から言うね……
ザッハ:ごくり……
トルテ:ザッハくん、今日からあなたは私のものね
注意:公式です
ザッハ:え!!!? いきなりそんな……!!!?
トルテ:え? 何? よく聞こえなかったわ。今、「私を愛している」って言ったのよね?
ザッハ:グハッ!!? い、息が苦しい……鎖で締め付けられて……ハッ!? これが……恋!!?
トルテ:ザッハくん! 好きなら好きといいなさい!!
ザッハ:はい!! 好きです!! 好きです、トルテさん!!
トルテ:ふふふ、かわいい子……でも、呼び方がダメ。トルテ様か、ご主人様よ!
ザッハ:はい! ご主人様!!!
エニア:(;´Д`)……ナニコレ
アレア:……
キサラギ:うわ~……
アレア:おい
キサラギ:は、はい……?
アレア:全世界に謝ってこい
キサラギ:……はい
〇アミスの飛空庭にて
キサラギ:というわけで、めでたしめでたし!!
ムツキ:……キサラギ
キサラギ:何?
ムツキ:全世界に謝ってきてください
キサラギ:……はい
バウ:……ぼくはちょっとわかったかもしれないです
エニア:だめよ、あんな趣味に目覚めちゃ。
バウ:(;´Д`)趣味とかいうのは分からないですが……
ダークフェザー:……
バウ:トルテさん、すごくうれしそうにしてました。僕が悪いことしていなければ、あんなふうに笑っていられたんだなって……これからは、もっとしっかりするです!!
アミス:そうね。闇羽ちゃんと一緒にここでお勉強しましょう!
バウ:はい! アミス先生!!
エニア:む?
アレア:ん? どうしたのエニア?
ダークフェザー:この感じこの前と一緒……!
バウ:ぼ、ぼくもなにかびくっときたです! しっぽがわさわさするです!!
ダークフェザー:あ、あそこに何かある、浮いてる!!
アレア:なんだろ……エニア、とってきて……
ダークフェザー:お願い! ミニー・ドゥ!!!!
アレア:(;´Д`)それってそういう使い方もできるの!!!?
エニア:(;´Д`)
ダークフェザー:何かしら……石?
エニア:ふむ……
アレア:エニア、何か知っているの?
エニア:不思議な力は感じるけど、何かは分からないなぁ。セイ君だったら、何か知っているかしら?
キサラギ:セイ君……誰?
ムツキ:タイタニアの男の子です。物知りなんですよ。
キサラギ:へぇ、男の子なのかぁ……(ワクワク
エニア:おい
キサラギ:ん?
エニア:下手なことしたらぶち殺すぞ^-^
キサラギ:あ、はい……ご、ごめんなさい(;´Д`)
完
by sei_aley
| 2012-03-10 14:14
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