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月明かりの射す静かな庭

noblemoon.exblog.jp

ECOのフリージアサーバに生息中。現在の企画→ECO小説<運命の赤い糸>

アルマの樹 4 前半


SAGA16が伸びたので、週末にイベント回収できそうです。


今回はエニアちゃんもセイ君も説教パート。

まぁ、ぶっちゃけ、あの薬師の上から目線はイラッ☆っときたよ♪




白ウニ君!
↑お気に入り



登場人物

○エニア
タイタニアの少女。もともとタイタニア界では極悪に恐れられていた魔女の一人。別名、冥界の姫。今ではエミル界でのほほんと暮らしている。短気でわがままで唯我独尊のお姫様。


○セイ
タイタニアの少年。実は結構昔から冒険者をやっている様子。物知りでそれなりに頼りになるようだが、もうそろそろ次の世代に全部任せて隠居したいなぁとか爺のようなことも考え始めた末期。


アルマの樹 4 前半

○????にて

????:!?

???:あ、逃げたわ!!

????:何!? 死んでたんじゃないのかよ!!!

???:何やってるのよ、バカ!!! さっさと追いかけるのよ!!!

????:うるせぇ!! バカバカ言うんじゃねー!! おいこら待て!! 待ちやがれ!!!!


○アップタウンにて

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???:あ、姫様!!!

エニア:およ?

セイ:ん、また守護魔か……

???:あなたは初めましてね!! 姫様はお久しぶり!!

エニア:……誰だっけ?

???:(;´Д`)姫様!! そのネタを残りの守護魔にも全部やる気ですか!!!?

エニア:……えっとー

???:……え゛

セイ:……

エニア:……マジデ誰だっけ……

???:(;´Д`)えええええええええええええええええ!!!!?

セイ:姉さんから聞いた話を思い出すと、ヤヨイさんの次はウヅキさんじゃないのか?

ウヅキ:おお!! 白ウニさんすごいです!!!

セイ:誰が白ウニだ!!!!!? つーかなんだ、白ウニって!!!!!? 実在さえしないぞ!!!?

ウヅキ:だって、白髪でツンツンじゃないですかw

エニア:アハハハ!!!! 白髪だって!! アハハハハ!!!!!!

セイ:(;´Д`)笑いすぎだよ、この腹まで真っ黒のドS姫!!!

エニア:よし、笑ったし帰るか

セイ:うぬ

ウヅキ:まってええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!

エニア:(;´Д`)くそぅ、また厄介ごとなのね

セイ:……(´・ω・`)

ウヅキ:違うよ! 今日は見てもらいたいものがあるの!!

エニア:で、今日の厄介ごとは何? 私は何回死ねばいいの?

ウヅキ:(;´Д`)姫様……もっと生活に余裕と彩りを……

エニア:(;つД`)うるさいわ!!!


○アミスの飛空庭にて

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セイ:おおー、校舎ができとる

ウヅキ:えっへん! 私が建てたのよ!!

エニア:ほほー

アミス:ああ、ウヅキちゃん。ごめんなさい、こんな建物まで立ててもらっちゃって……

ウヅキ:ううん、大丈夫!! 初心者学校にいたことがあったから、そこから援助してもらったの!

セイ:……つーことはこの学校はアクロポリス住人の血税で立ったのか……(;´Д`)

エニア:通っているのも先生やっているのも全部人外なのに……(;´Д`)

アミス:私は人内です(;´Д`)

アルマ3人娘:ただいまぁ!!

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アミス:あら、お帰りなさい。で、どうだった? 見つかった?

ダークフェザー:ううん、見失っちゃったわ……私たちと同じだと思ったのだけど……

バウ:においもどこかに行ってしまったです……わからなくなっちゃったです……

シャボタン:絆の樹の声が聞こえないのかな……

アミス:もしかしたら、ほかにやることができたのかもしれないわね。さぁ、今日はとりあえず授業にしましょう!

アルマ3人娘:はい、先生!

エニア:いやー、意外と学校しているわねぇ。速攻で学級崩壊すると思ったのに。

セイ:(;´Д`)少しは信じてやれよ……そういえば、授業って今日の先生は?

アミス:アレアさんが。

エニア:ええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!? 姉さんも先生なの!!!?

セイ:(;´Д`)何の先生?

アミス:家庭科ですよ

エニア:意外と普通……剣術とか冒険家業とか、人の効率のいい脅し方とか、健康を損なう節約術じゃないんだ……


学校 < バキ!!!!!!!!!!!!!


エニア:……

ダークフェザー:今、校舎のほうからものすごく物が壊れる音が。。。

バウ:おかしいです……だって、今校舎にはアレアさんのにおいしか……!!!

シャボタン:きっとアレアさんに何かあったんです!!!

エニア:@@;

セイ:俺は知らんぞ……

エニア:そんな!! セイ君が言えって言ったのに!!!

セイ:断じて言ってねぇよ!!! 巻き込むんじゃねー、マジデ!!! あと、今日は俺、飛空庭に帰らないからヨロシク。

エニア:逃げた!!? そんな、どこに逃げるのよ!!!? 私も一緒に逃がしてよ!!!?

セイ:知るか!!! 元凶がくっついてきたら逃げれないだろ!!!!

アミス:と、とにかくみんな教室へ行きましょう。アレアさんを待たせると怖いわ。

アルマ3人娘:ハイ!!!!

ウヅキ:アッハッハ! お嬢もわんこもしゃぼりんも勉強頑張ってね!!

ダークフェザー:お嬢……?

バウ:わんこ……

シャボタン:……しゃぼりん?

ウヅキ:おお! 一度に言ったのにみんな自分の名前がわかっているね!!

ダークフェザー:私はお嬢じゃなくて、闇羽…

ウヅキ:うん、でも名前はその人の本質をズバッと言い当てる大切な贈り物!

エニア:お嬢って……やく○じゃないんだから……

セイ:わんこってそのまますぎるし、捉えようによっては苛めだろ……しゃぼりんに至ってはもはや言葉がでねーよ……もう元の名前で呼んでやれよ……

アルマ3人娘:じゃ、授業いってきまーす!!

エニア:姉さんのご機嫌どりもよろしく!! エニアちゃんが土下座してたって言っておいてね!!!

アルマ3人娘:は~い!

ウヅキ:……アミス先生、姫様……あと、白ウニ君

セイ:おいやめろ(;´Д`)

ウヅキ:あの子たちが探していた人の姿になれるモンスター……もしかしたら危険な存在かもしれない

アミス:え?

ウヅキ:私の力に訴えてくるの……人間に対する憎しみ、苦痛……こんなもの今まで感じたことがない……ものすごく怖い……

エニア:……

セイ:……

ウヅキ:人間が、人間に対してこんな深い憎悪を持てるはずがないわ!! きっと人間以外の存在よ!!!

エニア:……

ウヅキ:この気配、東平原にいると思うの! 姫様、白ウニ君!! 力を貸して……!!

アミス:私からもお願いします……!

エニア:分かった分かった、やるわよ、やればいいんでしょ……

セイ:まぁ、姉さんが出張ってくる前に終わらせよう

エニア:そうね

ウヅキ:お、おう……なんかやけに協力的で逆に怖い……

エニア:先に行ってて。すぐ行くわ。

ウヅキ:う、うん! わかった!!

セイ:アミス先生も、姉さんの授業に行って見張っててくれるかな。変に出てこないように。

アミス:え、えぇ……わかったわ。

エニア:……

セイ:……

エニア:『人間が、人間に対してこんな憎悪を抱けるはずがない』か……可愛い事いうわね。

セイ:だな

エニア:人間だけよ、人間に憎悪を抱くことができるのは。その憎悪で人が殺せるのも、人間だけ。

セイ:……

エニア:行きましょうか? 面倒なことになる前に。

セイ:……だな


○東平原にて

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ウヅキ:待ってたわ!

エニア:(´・ω・`)おまたせ~

セイ:うむ、ここまで近くなると俺でも感じるな

エニア:こっちだ!!!

ウヅキ:あ、あれ……今回私って必要ない子???????


○東平原の真ん中にて

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エニア:いた!!

セイ:ん? 人がいるぞ

??あ……

ウヅキ:まってよぅ……! あれ!? ああ!! 怪我している!!

??:私は大丈夫です……この子のほうを……

エニア:……

??:ひどいけがをしていたので介抱しようとしたら暴れてしまって……もうどうしたらいいか……

ローキー:ぐるるるる……!!!!!!!!!!!

セイ:俺が抑え込みながら魔法かけるよ

エニア:いいよ、セイ君はそっちの女の子看てよ

セイ:む……分かった。任せる。

ローキー:わぅ……ぐるぅ……

エニア:はいはーい、お姉ちゃんが包帯巻いてあげるからこっちおいでー

ウヅキ:姫様危ない……!!!

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ローキー;がう!!!!

??:あ、手をかまれて……!!

エニア:大丈夫大丈夫ー

ローキー:うううううううう!!!!!!

ウヅキ:ひ、姫様、手から血が……!!

エニア:大丈夫。大丈夫だから……

ローキー:うぅ……!!

セイ:……

エニア:大丈夫。もう怖がらなくても大丈夫。憎まなくても大丈夫。怯えなくても大丈夫。

ローキー:……

ウヅキ:あ、ローキーが手を放したわ……

ローキー:くぅん……

エニア:いい子ね。それでいい……

ローキー:……バタリ

??:ああ、ローキーさんが……

エニア:セイ君、治療

セイ:はいはい……おい、エニア。

エニア:何?

セイ:どこへ行くんだ、お前も来い。アミスさんの学校に連れて行くぞ。

エニア:……一緒に行かなきゃダメ?

セイ:ダメ。言うこと聞かないと強引にでも連れてく。

エニア:ぶー……分かった。


○アミスの飛空庭にて

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シャボタン:よいしょよいしょ……これで大丈夫!

バウ:ほーたいぐるぐるです!

ダークフェザー:だ、大丈夫かしら……!?

エニア:セイ君が治療したんなら、冥界に半歩入ってても全快するわ!!

セイ:(;´Д`)そこまで万能じゃないです……

ウヅキ:ひ、姫様は大丈夫なんですか!!? かなり牙が食い込んで……

エニア:大丈夫大丈夫。ほらもう治ってる。

ウヅキ:あ、本当……

セイ:……

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??:どうも、お世話になりました……

エニア:あら、もうお手ては大丈夫?

??:はい、そちらの御仁の手ほどきはまさに見事で……さぞかし高名な術師さんなのでしょう。

セイ:アハハ……

エニア:アハハ、たかだか一昔前の伝説よ

浅葱(あさぎ):私は浅葱といいます。ここにいるシャノワールやみるく、アカリの姉妹です。こんなところで姉妹に出会えるなんて……

エニア:そっちの姉妹も集まっていくねぇ。この飛空庭、重量オーバーで落ちるんじゃない?w 校舎もできたし、樹も育つしw

アミス:(;´Д`)不穏なことを言わないで

浅葱:ところで、こちらのローキーさんの具合は……?

セイ:傷は完全に癒したけど、体力がまだ戻りそうもないな。

ウヅキ:白ウニ君の魔法でもダメなんて……

セイ:その呼び方はやめろ……身体的なダメージというより、心因的なんだろう。そもそもそこは俺の専門分野じゃない、カウンセラーでも呼んで来いよ。

エニア:相当ひどい目に合わされたのね

セイ:……

浅葱:私の知り合いに薬師の方がいらっしゃいます。こういう時に何か効くお薬を知っているかも……?

セイ:よし。エニア。

エニア:ん?

セイ:浅葱と一緒に薬をもらって来いよ

エニア:はぁ?

浅葱:わ、私は一人でも……

セイ:いいから。こいつはこれでもかなりの手練れだぜ。護衛にはもってこいだ。

エニア:むぅ……分かった。行けばいいんでしょう、行けば!!

浅葱:あ、はい……ではよろしくお願いいたします。

ウヅキ:行っちゃった……

セイ:さて、俺たちも行くぞ。

ウヅキ:え?

セイ:ローキーの傷は、罠の傷だ。明らかに人の手によるもので、おそらくはこのローキーを捕まえようとしたんだろ

ウヅキ:ひどい……

セイ:まだそいつらがローキーを狙っている可能性がある。エニアが爆発しないうちにそっちを片付けよう。

ウヅキ:姫様が……爆発?

セイ:ローキーの傷は深かった。東平原のどこかで罠にかかったはずだ。おそらくそいつらも、まだ平原を探しているハズ……ほら、行くぞ守護魔。

ウヅキ:あ、えっと、まってよぅ、白ウニ君!!

セイ:(;´Д`)その名で呼ぶなと言ってるだろう!!!?


○ファーイースト街道にて

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浅葱:薬師様!

薬師:ああ、浅葱。久しぶりだね。

浅葱:はい、薬師様もお元気そうで何より。

薬師:話の姉妹には会えたのかな?

浅葱:全員ではありませんが出会うことができました

薬師:それはよかった。その報告にわざわざ来てくれたのかな?

浅葱:いえ……実は薬師様にお薬を戴きたくて……死にかけている人がいるのです

エニア:……

薬師:ふむ……そうとなれば話は早いな

浅葱:薬師様……!

薬師:お断りだね

エニア:……え?(;´Д`)

浅葱:な、なぜでございますか!?

薬師:何でもかんでも薬に頼るのはいただけないね。それに、生きる者は皆、死からは逃れられぬ運命……ならば、薬を使って生を長らえることに何の意味がある?

浅葱:……その方と、親しい皆様が笑顔でいられます。長く生きていれば……もっと新しい思い出を紡いでいけます!

薬師:その先に笑顔があるとは限らない。生きることは楽しいことばかりじゃない。

エニア:確かにねぇ。生きててもしょうがないってことは多いわー

浅葱:エニア様……!

薬師:おお、やっぱり君はわかるね。一目見て思うところがあったよ。『この人は、生きるってことがどんなにつらいかわかってる』ってね。さすが、タニタニアは伊達に長生きしてないね。

エニア:でも、それは勝手な理屈だわ

薬師:……

エニア:変に悟った気になって上から目線でモノ語ってんじゃねーよ。数十年、気ままに生きてきたぐらいのエミルが偉そうに言うな。生きることは楽しい事ばかりじゃない? んなこたー小学生でも知ってんのよ。それでも『あんたら』は生きることを諦めちゃだめなのよ

薬師:……その先の人生に意味を見いだせなくとも? 誰にも必要とされなくなっても? たったひとりぼっちになってもかい?

エニア:知るか。死んだら人生に意味が生まれるか? 死ねば誰かに必要とされるか? 死ねば一人ぼっちじゃないのか? んなことは、どうでもいいんだよ!! 私たちは死ぬために生まれてきたわけじゃない! 一生懸命生きてればそのうち死ぬから安心しろ!!

薬師:……

浅葱:エニア様……(汗

薬師:分かった。それもそうだな。

浅葱:薬師様……!

薬師:まぁ、私の勝手なわがままで、浅葱を悲しませるのもね。さぁ、症状を教えてくれないか?

浅葱:はい……!



○東平原にて

ウヅキ:本当にここに犯人が!

セイ:(;´Д`)声がでけぇ

ウヅキ:でも、どうして姫様は置いてけぼりなの?

セイ:そりゃもちろん……ぬぬ?

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ドリス:まったくもう! せっかく捕まえたのに逃げられるなんて信じられない!!

ダーテン:へいへい、悪かったな、全部おれのせいだよな!

ドリス:死んだふりに引っかかるとかマジ信じられない! あんたの脳みそは動物以下ね!

ダーテン:その動物以下の脳みそしかない俺のトラップがなけりゃ、そもそも捕まえることもできなかったくせに! てめぇのトラップはバレバレなんだよ!!

ドリス:そのバレバレのトラップに引っかかってたのはどこのバカかしら? 頭も悪けりゃ、ローキー以下の注意力しかないようね!!!

セイ:(;´Д`)わかりやすいなー、あいつら

ウヅキ:あいつらが犯人!

ドリス:とにかく、そう遠くまで行けるような状態じゃないはずよ! この平原のどこかにいるはず!

ダーテン:おうよ! 今度こそ捕まえてやるぜ!!

ウヅキ:捕まえてどうするつもり!!?

セイ:(;´Д`)行動が早すぎる

ドリス:何こいつら、人の話を盗み聞きとか……まじないわ……!

セイ:いや、そんなコントを大音量でやっていたら、聞きたくなくても聞こえてくるぞ。むしろ慰謝料を払っていほしいぐらいに。

ドリス:なんですって……む、あんたどこかで見たような……

ウヅキ:私は以前初心者学校にいたからね!

ドリス:いや、あんたじゃなくて後ろの銀髪……銀髪?

ウヅキ:そんなことはどうでもいいわ! ローキーをどうするつもりだったの!!?

ダーテン:あぁ? そりゃもちろん、飼いならしてペットにするにきまってるだろ!! あんなにきれいなローキーはそういないぜ!

ドリス:そうそう! 別にとって皮をはごうとかそういうことじゃないわ!

ウヅキ:ペットにしたいからってトラップを仕掛けて死にそうになるまで痛めつけて……あの子、死にかけてるんだよ!!

ダーテン:そ、そんなこと言われても……

ドリス:やっぱりローキーの居場所を知っているのね!

ダーテン:あ、そういうことか……死にかけてるってんなら、なおさら早く返してもらわねーとなぁ……!! さぁ、痛い目見たくなかったらローキーを居場所を教えろ!!

ウヅキ:あんたたちになんて渡さない!! 何でもかんでも力づくで手に入ると思ったら大間違いよ!!

ダーテン:力づくだぁ……いい度胸じゃねーか!! 冒険者たるもの、どっちが正しいか戦って決めようじゃねーか!!

ドリス:そうね! こっちも二人、そっちも二人! 条件は同等よ!!

セイ:え? 俺も入っているの?

ダーテン:当然だろうが!! それとも戦うのは怖いのか?ww 別に怖いんならいいんだけどよ!! 学校の近くはまずいから、少し離れたところで待ってるぜ!

ドリス:フフフ! 変な女にひょろひょろ男……楽勝ね!

ウヅキ:……ごめんなさい、白ウニ君。

セイ:(;´Д`)お前、人の話は聞け? な? その呼び名をやめろ!!!!!

ウヅキ:でも、白ウニ君の力が必要なの!! 力を貸して……!!

セイ:帰る

ウヅキ:ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!! いっちゃやだあああああああああああああ、白ウニ君!!!!!!!!!!!!!!!!!

セイ:うぜぇ……まじうぜぇ……畜生、やっぱりエニアを連れてくれば良かった……

ウヅキ:お願い……

セイ:分かった。よく分かった。俺の血管がブチ切れないうちにあいつらをぶちのめして帰ろう。それがいい、うんそれがいい。ということで助っ人を呼ぶ。

ウヅキ:へ?


○東平原空地にて

ダーテン:おそか……あれ?

ドリス:……誰?

ロード:^-^;;;;;;;;;;;;;;;;;

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ドリス:ちょ……卑怯よ、3人だなんて!!

セイ:大丈夫だ。戦うのは俺とロードだから

ウヅキ:あれ……なんか本当に要らない子になってる気がする……

ロード:アレイ……なんで私が……

セイ:お前がいたほうがすっきり終わるからだよ。

ダーテン:ぬ!? こいつネコマタだ! ペットだぜ!!

ドリス:私たちもなめられたものね……! いいわ、さらっと片づけてローキーの居場所を……!!!

ロード:ローキー?

セイ:事情は後で話す。俺を信じて補助しろ。全力全開でいい。

ロード:へ?

ダーテン:ぶっ潰してやる!!!!

ドリス:勝負よ!!!!!

セイ:……天光満る所、我はあり

ロード:え゛……いやそれ、結構やばい側の魔法だよ(;´Д`)!!?

セイ:黄泉の門開くところ、汝あり

ロード:いいの!? 本当に補助しちゃうよ!? 知らないよ!!!?

セイ:出でよ、神の雷……

ロード:や、やればいいんでしょう、やれば!!! 我が言の葉借りて力持て!! 彼の者にさらなる力を! ゼン!!!

セイ:……ディバインブレーカー!!!!

どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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ドリス:(;゚Д゚)ガタガタガタガタガタ

ダーテン:(;゚Д゚)ガタガタガタガタガタ

ロード:ホッ……ちゃんとはずしてくれてた……

ウヅキ:(;´Д`)ひどい威力……

セイ:ま、こんなもんか。さてお前ら……まだやるか?

ドリス:ひぃ……!!?

ダーテン:な、なな、何者なんだ、あんた!!?

セイ:しがない引退直前の冒険者だよ。俺はな、そろそろ隠居したいんだよ。いつまでも一昔前の冒険者をこき使うもんじゃないよ、国が亡ぶぞ

ドリス:一昔前……

セイ:お前らのようなバカがいるから、俺がいつまでたっても引退できないんだろうが。冒険者ならどっちが正しいか戦って決めるだと? いつから冒険者ってのはそこらのチンピラに成り下がったんだ?

ドリス:……

セイ:正直、ペットにするためにトラップしかけましたっていうぐらいなら、わからんでもない

ウヅキ:白ウニ君!

ロード:え、なに、しろうにくんってなに?

セイ:だけどな、お前らにはあまりにもプライドがなさすぎる。ペットに頼る前に自分を磨け。甘えてるんじゃないよまったく

ドリス:……

ダーテン:……

セイ:ともあれ、勝負は俺たちの勝ちだぜ。ローキーはあきらめてもらうからな。

ドリス:プライド……そうだったわ、私は……動物と信じあえるレンジャーを目指していたはずなのに……

ダーテン:ああ、俺も……そんな冒険者にあこがれて……

ウヅキ:あなたたち……

ドリス:ごめんなさい……

ダーテン:こんな俺達でも、またやり直せるかな……?

セイ:やり直すも何も、まだ何にも始まってないぞ、お前ら……(;´Д`)

ロード:つーか、ローキーごときを罠をかけなきゃ捕まえられない時点で初心者以下です☆

ドリス:(;´Д`)

ダーテン:(;´Д`)

ウヅキ:(;´Д`)とどめまで、本当に容赦ない。


続く
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by sei_aley | 2012-05-24 01:24 | ECOショートストーリー